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クッシング症候群

クッシング症候群

高齢のわんちゃんに多く、症状も高齢によるものなのかが分かりづらい病気です。
気になることがありましたら、病院にてご相談ください。

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〈どんな病気?〉

・クッシング症候群は、副腎皮質機能亢進症とも呼ばれる、内分泌(ホルモン)の病気です。

・副腎皮質から分泌される、「コルチゾール」が多すぎることで発症します。

・高齢のわんちゃんに多いです。

 

〈症状〉

高齢による症状なのか、分かりづらいものが多いです。

・多飲多尿

・脱毛

・皮膚の黒ずみ

・呼吸が早くなる

・筋肉が薄くなり、足腰が弱くなる

・お腹がぽっちゃりしてくる

・皮膚や内臓の石灰化

 

〈副腎の働き〉

・脳下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモン「ACTH」を受け取ると副腎が刺激され、コルチゾールを分泌します。

・コルチゾールは代謝をコントロールするホルモンです。

 

〈原因〉

原因は主に2パターンです。

・脳下垂体の腫瘍でACTHが過剰に分泌されます。腫瘍は良性のことが多いです。

・副腎自体の腫瘍でコルチゾールが過剰に分泌されます。悪性腫瘍の場合もあります。

 

〈検査〉

血液検査

・肝臓(GPT、ALP、T -BIL)、腎臓(BUN、CRE)、血中コレステロール(T Cho、TG)など

・コルチゾール(ACTH刺激試験)

超音波検査

・副腎や、周辺の腹部臓器に腫瘍がないか確認します。

 

〈ACTH刺激試験〉

・ACTHを皮下注射し、注射前と注射1時間後のコルチゾールを測定します。

・より正確に測定するために、検査する日の朝は絶食でお願いいたします。

・コルチゾール測定は外部の検査センターに依頼するため、結果が出るまでに3日ほどかかります。

 

〈治療〉

・コルチゾールの分泌を抑える薬物療法(アドレスタン)が基本です。

・副腎腫瘍が外科摘出可能な場合には、外科手術で摘出を行うこともあります。