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フィラリア

フィラリア症は蚊が媒介する病気で、犬が感染すると心臓に寄生し、右心不全を起こすことがあ ります。
たった一回でも投薬を忘れると、感染するリスクが高まります。 そのため、年間で予防することが理想です。

フィラリア症の症状
主なフィラリア症の症状としては、以下のものが認められます。

• 腹水
• 呼吸不全
• 元気食欲など一般状態の低下
• 血色素尿

急性の症状を示すことがあり、 放っておくととても危険な病気 (大静脈症候群)を引き起こす可能 性があります。

予防期間
予防はできるだけ早く開始することを推奨します。8週齢をすぎないうちに始めましょう。 5月末~11月末、または6月上旬~12月上旬にかけて予防するのが良いでしょう。

フィラリア症予防薬の種類
フィラリア症予防薬には様々な種類があります。 その子に合った予防薬を選びましょう。
・イベルメック、パナメクチン
離乳後2ヶ月経過してから投与できます。
体重が2.8kg以上で使用可能です。
パナメクチンの場合は、アレルギー時にも投与が可能です。
フィラリア以外に、犬回虫や犬鉤虫に対しても駆虫効果があります。

・レボリューション
6週齢から投与できます。
アレルギー時にも投与可能です。
フィラリア以外に、ノミやダニ、回虫に対しても駆虫効果があります。

・ネクスガードスペクトラ
8週齢から投与できます。
体重が1.8kg以上で使用可能です。
フィラリア以外に、ノミやダニに対しても駆虫効果があります。

フィラリア症予防薬の副作用
主な副作用として、以下のものがみられることがあります。

• よろめき
• 嘔吐
• 流涎(ヨダレの過剰分泌)

アレルギーがある場合は、おやつタイプから錠剤に切り替えます。

年に1回の注射でフィラリア症予防 プロハート
プロハートという注射薬は、年に1回の投与で12ヵ月間の予防効果を得ることができます。
前年の投与時からの体重の変動が1.5倍以内の場合のみ、次の投与が可能です。
そのため、体重の変化が激しい生後6か月未満の成長期のワンちゃんには投与できません。
大型犬は8カ月以上、超大型犬では10カ月まで成長するため、それ以降に体重が安定してから投与します。
もし投与が遅れてしまった場合でも、前回の投与から15カ月後までは問題ありません。

投与日(特に投与後8~12時間)は、副作用に注意し、観察が必要です。
(副作用の発生頻度は混合ワクチンと同程度で、1万頭に1頭程度)

他のワクチンとプロハートの間隔
副反応による混乱を防ぐため、混合ワクチンや狂犬病ワクチンの投与日とは3~4日空けます。
これらのワクチンで副反応が出たことのあるワンちゃんは、投与を避けましょう。 注射薬によって吐いてしまった場合は、レボリューションなどの皮下に垂らす薬に切り替えます。

フィラリアの検査
当院では、専用のキットを用いた抗原検査を行なっています。 血液を一滴検査キットに垂らし、フィラリア幼虫、成虫がもつタンパク質を検出します。
昨年に予防薬を飲み忘れてしまった場合や、今まで投薬していなかった場合に、この検査を行います。

感染しているかは、6ヶ月経たないと判明しないので、11月の投薬分を忘れた子は5月に検査を受けましょう。
6ヶ月目の時点で、感染していると判明した場合は、通年投与にしていきます。 感染していなければ、その後は他の子と同じ予防法で問題ありません。

飲み忘れた場合
前回の投与から50日空くと、効果はなくなってしまいます。
その場合は通年投与に切り替え、6ヶ月後に抗原検査をご案内しております。

フィラリアが寄生しているときの方針
フィラリア症予防薬の通年投与を行います。 幼虫を殺して、親虫が勝手に死ぬのを待ちます。
加えてステロイド薬を使用することで、フィラリアが死ぬ際にあらわれる炎症を和らげます。

コリー種(ボーダーコリー、シェルティなど)
薬を代謝する経路に、遺伝子的な問題を抱えていることが多い犬種です。 そのため、他の犬種よりも比較的副作用が出やすいのが特徴です。 現在のフィラリア薬は安全性が証明されていますが、注意する必要があります。

松戸 新松戸 さだひろ動物病院