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猫と安全に来院する方法

猫の性格

まず猫の性格や特徴を理解しましょう。猫たちは次のようなことに注意が必要です。

・テリトリーの外へ出ることがストレスです。
・新しい場所や環境に不安を感じます。
・見知らぬ人には警戒心を抱きます。
・犬との接触を好まないことがあります。
・動物病院の雰囲気を嫌うことがあります。
これらのことを考慮して、猫たちが安心して診療を受けられるような環境を整える必要があります。

猫との来院

動物病院に猫を連れて行く際、まずキャリーケージに入れる必要があります。理想的な猫の通院用キャリーは次の特徴を持っています。

・プラスチック製:キャリー内で猫が排尿や排便をしても、簡単に洗浄できます。
・前面と上面に扉がある:2方向から開けられるため、猫が嫌がらずに出し入れしやすくなります。
・扉を簡単に取り外しできる:猫を出し入れする際に足が引っかからないようになっています。
このようなキャリーを使えば、猫を入れるのが簡単であり、獣医の診療もスムーズに行えます。無理に猫を引きずり出すことを避けるため、上面を外せる仕組みが役立ちます。

また、待合室で待つときにはケージにタオルをかけてあげると良いです。

猫のストレス

猫がストレスを感じていると検査結果に影響が出ることがあります。
血液検査では、血糖値の上昇、体内のカリウム濃度の上昇、リンパ球数の増加や減少などがあります。その他には血圧の上昇、心拍数の増加、瞳孔が広がる、呼吸数の増加などがあります。

薬の選択

猫に薬を与える時に、猫が受け入れやすい方法を選ぶのが大切です。

錠剤を飲むのが苦手な子には以下の薬があります。

・液体タイプの薬

セミントラ(腎臓薬)、アトピカ(免疫抑制剤)、オンシオール(痛み止め)

・注射薬

コンベニア(抗生物質)

・皮膚に滴下する薬(ノミダニの駆虫薬)

フロントライン、レボリューション、ブロードライン

猫が好む味や形状の薬を選んで、猫が薬を受け入れやすくする方法を試しましょう。