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猫の上部気道炎

◆上部気道炎について

【原因】感染症上部気道炎の90%以上は猫ヘルペスウイルス(猫ウイルス性鼻気管炎ウイルス)と猫カリシウイルスが原因とされています。

【症状】ウイルス性鼻炎はいずれも3~4日の潜伏期の後に発熱、食欲不振、くしゃみ、鼻水、涙で始まり細菌の二次感染によって鼻水および涙が粘液膿性になり鼻孔を閉塞し目やにでまぶたが開かなくなります。開口呼吸が始まると嗅覚がなくなり水も食餌も全くとれず脱水衰弱し肺炎を併発すると死に至る場合もあります。猫ヘルペスウイルス感染では眼の症状が強く出ることが多く、重度の角結膜炎から角膜潰瘍(ヘルペス潰瘍)に至ることもあります。両ウイルスともにグルーミングや食器、人の手や衣類を介しての接触感染が多いです。また、急性感染の経過後は慢性保菌猫となり継続してウイルスを排出するキャリヤーとなることが多いです。

◆胸水について

胸腔内に生じた液体を胸水とよびます。胸腔内に血液が貯留した状態を血胸といい膿性の浸出液が貯留した状態を膿胸といいます。

【症状】膿胸の症状として呼吸困難が多くみられます。