047-700-5118
logo logo

診察時間
午前9:00-12:00
午後15:00-18:00
手術時間12:00-15:00
水曜・日曜午後休診

banner
NEWS&BLOG
術後の心臓病、DICのリスクと管理

術後のリスク

術後1週間で亡くなった症例があります。洋猫×心筋症のリスクは、麻酔や手術後1週間以内に亡くなるパターンが見られます。院内で緊急手術となるケースもありますし、留置を行うだけでチアノーゼが起こり、全身麻酔から局所麻酔に切り替えて手術を行うこともあります。

洋猫種の特性

洋猫種には心筋が変性する遺伝子を持つものがあります。手術の麻酔自体は鎮痛効果や交感神経の抑制をもたらすため、周術期の麻酔管理は大きな問題とはなりません。しかし、緊張や環境ストレスにより心拍数が増加し、不整脈や鬱血性心不全を引き起こすリスクがあります。

術中のリスク

大きな手術では痛みにより交感神経が興奮し、心臓に負荷がかかることがあります。また、術中に血圧が低下している場合は、術後腎不全につながる可能性も考慮する必要があります。

院内で注意すること

入院や通院中には、食欲だけでなくリラックスしているかどうかを確認する必要があります。特に緊張しやすい子では、診察や検査の際にも注意が必要です。

内科治療

心臓病と腎臓病を併発している場合、術後の内科的治療は非常に困難です。これらの病態を考慮しながら、適切な管理を行う必要があります。