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顔面の傷と皮膚の欠損 形成外科

手術前の写真

手術直後

 

術後2ヶ月目の様子

猫ちゃんの頭部に膿が溜まった場合、抗生物質の治療だけではうまく治せない事があります。

膿が溜まった皮膚や筋肉は壊死してしまい、通常の治癒能力を失ってしまうので、

膿を出来るだけ取り除いて、正常な皮膚を移植する事で、傷を閉鎖します。

 

写真の猫ちゃんは頬から首にかけて大量の膿が溜まってしまったため、腐ってしまった皮膚と筋肉を広く除去して、頭の皮膚と首の皮膚を伸ばすように移植して傷を縫いました。

 

膿を培養検査に提出して、抗生物質を正しく選択して、追加の治療も行いました。

 

再度膿が溜まらない様に、術後はドレーン(膿や漿液を排出するルート)を作成して、補助的な治療も行いました。

 

上記の治療を行い、術後1ヶ月半ほどで皮膚がつき、現在は綺麗な顔ですごしています。

 

最近は耐性菌が問題となる事も多く、正しい抗生物質の治療がとても大切です。

また腐った組織は元に戻らず、闇雲に抗生物質の治療だけを行なっても時間だけが経過してしまうため、時には思い切った切除(デブリード)治療が必要になります。

猫ちゃんでお薬を飲ませるのが難しい場合はコンベニアという2週間毎の注射薬のご用意もあるので、ご相談ください。

 

 

猫 頬 顔 傷

松戸市新松戸 さだひろ動物病院