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びっこ(跛行)の診断

びっこ(跛行)の診断についてまとめました。

歩き方に違和感を感じて来院される際には、「歩き方を前と後ろから」、「立ち方は両手両足の間隔」を撮影して来ていただけますと診断がスムーズに行えます。
病院に来ると緊張して、びっこを隠してしまう子が多いので、ぜひおうちでの撮影をお願いいたします。

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〈びっこをひいていたら撮影してきて欲しいもの〉

歩き方

・前からと後ろからを撮影してきてください。

立ち方

・前肢と後肢同士の間隔を見ます。

病院内では緊張して症状が現れないこともありますので、両方を撮影していただけますと診断がスムーズです。

 

〈前肢に異常がある場合〉

・ヘッドボブ

頭を上下に移動させて、痛い手が着地する時に頭を上げて負荷を軽減させます。

〈後肢に異常がある場合〉

・腰を上下に移動させて、痛い足が着地するときに腰を上げて負荷を軽減させます。

〈肢の配列〉

・肢先が向く方向も確認します。(片側)

通常、肢先が向く方向は全て同じ方向を向くため、違和感のある足はそっぽを向きます。

・立っているときの足の間隔が狭くなっていないか確認します。(両側)

足の間隔は前肢と後肢で同じなので、間隔が狭くなっていたり、体高を上げていると異常があります。

〈お姉さん座り〉

・通称シットテスト

膝の前十字靭帯が切れた時に出る症状です。

足を投げ出したように座ります。

 

触診の方法

曲がっている関節は伸ばしたとき、伸びている関節は曲げたときに痛みを感じます。

 

前肢

手根関節

 

 

 

〈検査〉

レントゲン検査

・歩様、立ち方を基に診断し、病変部位を絞って撮影します。

・左右を見比べて診断するので、左右両方を撮影します。

血液検査

・一般状態に変化がある場合(例:発熱、複数の足がおかしいなど)、免疫性のリウマチや多発性の関節炎などがないか確認します。