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チェリーアイ

「チェリーアイ」とは、犬や猫の目頭にある

第三眼瞼(瞬膜)に存在する腺組織が、

先天的あるいは後天的な要因で表側に飛び出してしまったものを指します。

生後3~12カ月齢の若い子に多く見られ、先天的な原因の場合には、生後数ヶ月~1才未満の若い子で多くみられます。

症状としては、目の内眼角の下側にピンク色から赤い色の小さな腫れ物が出現し、

瞬きの回数や目をこするような仕草が増える場合があります。

また、少しづつ腫れて大きくなると元に戻りにくくなるため

早期治療が必要です。

治療方法としては、手術やマッサージなどがあります。成年期や老齢期のペットにおいては、腫瘍性疾患などは検査をして除外する必要があります。

 

チェリーアイは、予防することは難しいです。発症した場合、内科的な治療だけでは効果が限定的であることが多いため、手術が根治的な治療としてお勧めされています。