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犬の癌の検査について🔬

犬の癌は、細胞が体内で正常に成長や分裂する仕組みが乱れてしまい、がん細胞ができることによって発生します。

細胞が成長や分裂するときには、体内でいくつかの信号が送られています。

しかし、がん細胞ができると、これらの信号が正常に機能しなくなり、細胞が勝手に増殖してしまいます。

また、がん細胞は通常の細胞と違って、身体の他の部分にも移動しやすくなっています。

これを「転移」と言います。転移することで、がん細胞は身体の他の部分にも広がってしまい、治療が難しくなります。

 

「腫瘍」というのは、体の中にできるできもののことで、良い腫瘍と悪い腫瘍があります。

良い腫瘍は、増えるスピードがゆっくりで、基本的に体にはあまり悪影響を与えません。

ですが、悪い腫瘍は、とても急速に増え、体にとって悪い影響を与えます。

 

正常な細胞が、遺伝子異常を起こし(イニシエーション)、過形成(プロモーション)になり、癌へと変化(プログレッション)していくのが、癌細胞の成り立ちです。


犬の腫瘍病理検査とは、犬が癌(がん)かどうかを調べるための検査です。

腫瘍の組織を採取して、その組織を顕微鏡で調べます。

この検査では、細胞や組織の異常な成長があるかどうかを見つけることができます。

例えば、犬の腫瘍病理検査の結果が「悪性腫瘍」と出た場合、これは癌細胞が見つかったことを意味します。

 

また、検査の結果が「良性腫瘍」と出た場合、これは異常な成長が見つかったものの、癌細胞ではないことを意味します。

この検査は、犬の健康状態を正確に把握し、必要な治療を行うために非常に重要な検査です。

 

 


 

全身麻酔下で、外科手術で摘出した腫瘍は、

病理検査を行い、良性か悪性か調べます。

「〜腫」や「〜繊維種」と呼ばれるものは、良性腫瘍、

「〜癌」や「〜肉腫」と呼ばれるものは、悪性腫瘍です。