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犬の首のしこり🐶多中心型リンパ腫を見逃さないために

🐕 リンパ腫とは何か?

リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球が異常に増殖し、リンパ節に腫瘍を形成する病気です。犬のリンパ腫は主に「多中心型リンパ腫」で、複数のリンパ節が関係しています。

🐾 リンパ腫の初期兆候

リンパ節、特に下顎リンパ節と膝窩リンパ節が最初に腫れる傾向があります。家庭での触診により、早期発見が可能です。

🌡️ 症状の進行

リンパ節の腫れが進行すると、肝臓や脾臓、骨髄への転移が見られます。発熱や食欲不振などの一般的な症状が出ることがあります。

💊 治療方法

リンパ腫の治療には抗がん剤が用いられます。進行している場合や症状が出ている場合(サブステージb)、T細胞型リンパ腫では抗がん剤の効果が限られることがあります。

🔍 診断とステージング

早期診断は、腫れたリンパ節の細胞診または病理診断により行われます。リンパ腫はステージに分類され、ステージが上がるほど病状が悪化します。

🔬 追加検査

エコーやレントゲン、血液検査を行い、進行度を評価します。

📊 リンパ腫の種類と特徴

犬のリンパ腫は全体の7~24%を占め、特に5~10歳の中高年の犬に多く見られます。原因は遺伝的な要因や発がん物質の摂取などが考えられています。

病気の発生場所によって症状や治療の反応、予後が異なります。

🩺 診断と分類

リンパ腫の診断は全身を視察し、触診によって行われます。血液検査、レントゲン検査、超音波検査などにより全身の状態を把握します。

細胞診、免疫染色、遺伝子診断を組み合わせてT、B分類と高分化型、低分化型のグレードにより診断されます。

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