診察時間
午前9:00-12:00
午後15:00-18:00
手術時間12:00-15:00
水曜・日曜午後休診
猫の歯周病では、
歯肉全体が炎症を起こし、
ドライフードが食べられなくなったり、
水分摂取が減ってしまうことで、
体重減少、
脱水に進むことがあります。
内科療法としては、抗生剤や、ステロイドの治療がありますが、
口を痛がる猫ちゃんに投薬することが困難なのが、大半です。
コンベニア(2週間効果が持続する注射薬)や、
デポメドロール(長期持続するステロイド薬注射)
がありますが、
抗生剤の長期使用による耐性化の問題、
強力なステロイド剤を繰り返し投与することによる糖尿病の発生リスクがあり、
どちらも長い目で見た場合には、適切な治療とは言えません。
当院では、顎を支える犬歯を残す、全臼歯抜歯を提案しています。
猫ちゃんが栄養失調や、脱水に陥る前に、安全な麻酔下の元、行うのが適切です。
また
猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症や、
腎臓病の症状として口内炎が発症することもあります。
術前に適切な検査も選択しています。
術後は点滴を行い、
翌日退院です。
翌日まではよだれに血が混じることがありますが、にじむ程度の出血なら様子を見て大丈夫なことが多いです。
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猫の口内炎
抜歯
さだひろ動物病院