診察時間
午前9:00-12:00
午後15:00-18:00
手術時間12:00-15:00
水曜・日曜午後休診
ペットが歩行に違和感を示す場合、正確な診断のために家庭でのビデオ撮影が非常に役立ちます。撮影された動画や画像を診察時に提供してください。これにより、迅速かつ正確な診断が可能になります。
ペットがびっこを引いている場合、足の向きや立ち方の間隔に異常があるかも確認し、撮影してください。異常がある足は通常と異なる方向を向くことがあります。
膝の前十字靱帯が損傷している場合に見られる症状で、足を前方に投げ出して座る姿勢をとります。
曲がっている関節は伸ばした時、伸びている関節は曲げた時に痛みを感じます。
発育期の小型犬と大型犬は異なる疾患に好発します。成熟期の犬では、前十字帯疾患が片側に発生していても反対側の帯損傷が進行していることが多いです。両側性に生じやすい疾患は特に注意が必要です。
前肢の跛行は、肘関節や肩関節の疾患に関連して起こります。
後肢の跛行の多くは、膝関節の疾患に関連しています。膝関節と股関節の疾患は併発しやすく、通常は膝関節が治療対象となります。
橈骨折は1歳未満のトイ犬種に生じやすく、小型犬の肩関節脱臼や不安定性は生活習慣が原因である可能性があります。関節や肘の形成不全は遺伝性疾患です。
手根関節の問題が疑われる場合、免疫介在性関節炎を除外することが重要です。肘関節では骨折や腫瘍が見落とされることがあり、上腕骨と橈骨の主な疾患は骨折と骨肉腫です。
肩甲骨周囲の腫瘍で稀に跛行が見られることがあります。後肢の疾患では膝関節が最も問題を起こしやすく、股関節疾患が関連していることもあります。
大腿骨の骨の病気には、骨折や肉腫があります。膝関節と股関節の疾患は併発しやすく、治療は通常膝関節を対象とします。神経疾患としては、椎間板ヘルニアや末梢神経鞘腫が関節疾患に似た症状を引き起こすことがあります。
骨盤周囲の腫瘍も稀に跛行の原因となることがあります。