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タマネギ中毒

犬や猫がタマネギを摂取すると、タマネギに含まれる化学物質によって貧血を起こします。 そのため、ワンちゃんやネコちゃんがご自宅にいる場合は、タマネギには十分気を付ける必要が あります。

注意すべき点
この貧血症状は、タマネギの加熱や乾燥などの加工の有無に関係なく引き起こされます。

コロッケや餃子、焼肉などのタマネギを使用した料理をワンちゃんやネコちゃんが食べてしま い、貧血状態になってしまうケースが多発しています。

また、ニンニクやネギ、ニラなどを過剰摂取した場合にも、同様の症状が確認されています。

これらの食べ物は、ワンちゃんやネコちゃんが口にしないよう十分に注意しましょう。

 

もし食べてしまったら
犬や猫の場合、食物を口にし、胃から排出されるまでに30分ほどかかります。

そのため、30分以内に催吐処置を施す必要があります。

誤って食べてしまったときは、すぐに動物病院で診察を受けましょう。

 

タマネギ中毒の治療法
タマネギ中毒による貧血では以下の治療法を用います。

・催吐剤を用いて、毒素を吐かせる。
・皮下点滴によって、毒素の尿中排出を促進する。

・レンジアレンやネフガードなどの吸着剤投与を行う。

・消化管保護剤を投与し、催吐処置後の胃荒れを防止する。

・ビタミンcやeなどの抗酸化剤を投与する。
・免疫抑制剤によって、赤血球破壊を阻止する。

症状が重度の場合は、タマネギの摂取から遅れて貧血が認められることが多くあります。

そのため、数日間にわたり赤血球及び赤芽球の動態を注意深くモニタリングすることが必要であ り、入院を勧めることがあります。

 

予後
タマネギ中毒の予後は、貧血症状の重症度や行った対応により異なります。 重症例では死に至ることもありますが、タマネギ摂取後早期に適切な治療を受ければ、予後は比 較的良好である場合が多いです。
そして何よりも重要なのが、再発防止です。 私たちがタマネギの扱いや、ワンちゃんネコちゃんの行動に注意してあげることで、これらの事 態を避けることができます。

松戸市 新松戸 さだひろ動物病院