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嘔吐治療:基本となるお薬の紹介💊 🐾

ペットの嘔吐治療:薬剤選択と看護のポイント 🐶🐱

嘔吐は消化器疾患、腎疾患、神経疾患、内分泌疾患、悪性腫瘍など、多岐にわたる病態が原因で起こり得ます。また、一部の薬剤反応によっても引き起こされることがあります。

ペットの嘔吐治療:基本となる薬剤と投薬量 🐾

治療薬は大きく3つのカテゴリに分けられます:
1. 制吐薬
2. 胃酸分泌抑制薬および胃粘膜保護薬
3. 消化管運動改善薬


具体的な薬剤の使用法、投薬量、注意点 🚑

マロピタント(セレニア®):
投薬量 -皮下または静脈内投与の場合は 1 mg/kg、経口投与の場合は 2 mg/kg。
嘔吐中枢を抑制し、強力な制吐作用を持ちます。副作用が少なく、幅広い原因の嘔吐に効果的です。

オンダンセトロン(ゾフラン®):
投薬量 – 抗がん薬投与30分前に注射。
消化管やCTZのセロトニン受容体を遮断し、抗がん薬による嘔吐の緩和や予防に使われます。

メトクロプラミド(ボミットバスター®):
投薬量 – 0.2~0.4 mg/kg 経口または皮下、筋肉内投与、1日 1-2mg/kgの継続点滴にも使用可能。
消化管運動を改善し、消化管運動障害による嘔吐に有効です。猫では制吐作用が弱いため、副作用に特に注意が必要です。

プロナミド(モサプリド):
投薬量 – 0.25~1 mg/kg 経口投与、1日2回。
消化管運動を促進し、胃腸運動障害による嘔吐に効果的です。

動物看護ケアのポイントと観察 💉

嘔吐の原因を明らかにすることが重要です。誤飲・誤食歴を確認しましょう。

マロピタントの皮下投与時は、動物が動く可能性があるため、適切な保定が必要です。

メトクロプラミドの注射後には、稀に錐体外路症状(興奮、震えなど)が見られることがあります。注意してください。

スクラルファートの使用時は、一部の抗菌薬との相互作用に注意が必要です。投薬タイミングの調整を忘れずに。

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