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🌸仔猫を保護したら🌸
仔猫を保護してからの流れをまとめました。
寄生虫の駆虫、風邪の治療、感染症の確認は大切です。おうちに先住猫ちゃんがいる場合は、これらが終わるまでは対面は控えるようにしましょう。
🌸寄生虫の駆虫
・ノミ・マダニは刺した箇所の痒みを起こすだけでなく、全身的なアレルギーを起こしたり、感染症や寄生虫を媒介します、
・消化管に寄生する回虫、鉤虫、条虫、コクシジウムは下痢を起こし、栄養失調に繋がります。
ブロードライン:背中に液体を垂らすタイプです。ノミ、ダニ、お腹の寄生虫を駆虫します。
プロコックス:飲むシロップタイプです。コクシジウムを駆虫します。
〜駆虫の流れ〜
・1回の糞便検査では結果が正しく出ないこともあるので、まず駆虫薬を投薬し、10日後くらいに駆虫できているか検査をするのがおすすめです。
・コクシジウムに関しては、他の寄生虫がいると検出されないという特徴があるので、同時に駆虫する必要があります。
・駆虫薬の効果期間は1ヶ月です。ブロードラインを計2回行っていただくとより安心です。
・ブロードラインは予防として継続していただいても大丈夫です。⭕️
〜ノミマダニ予防は、必須!〜
ノミマダニ予防は、マダニが猫から媒介して人に移り
人がSFTS(血小板減少)と呼ばれている症状になり 出血が止まらなくなり死亡してしまうケースが報告されています。
その為、月に1回を1年間予防して頂いてます。
🌸風邪の治療
・涙や目脂が出ていたら、ウイルスや細菌が感染していることが多いので、抗生剤入りの目薬を使用します。
・症状に合わせて1日2回〜4回くらいの点眼です。
・目が開かないくらいの目脂でも、根気よく続ければぱっちりとしたおめめになります!
🌸エイズ白血病検査
猫エイズウイルス(FIV)
・猫免疫不全ウイルスとも言われ、風邪や傷口などの感染が治らなかったり、免疫力が落ちたときに日和見感染症(口内炎・膿胸など)を起こします。
・感染の悪化などを防げば長生きすることはできます。
・また、感染の負担により腎臓病も起こしやすいです
猫白血病ウイルス
・感染するとリンパ腫など致死性の病気をを誘発します。
・治療法もなく、約4年程の余命となります。
・貧血や免疫力低下も起こします。
検査方法
・少量の血液で検査可能です。10分程で結果が出ます。
・ただし、感染から1ヶ月が経過していないと陽性になりません。
・保護したばかりの場合、母猫からの感染がないかどうかはすぐに検査ができます。
・生まれた後に他の猫からの感染がないかどうかは、保護して1ヶ月経過してから検査する必要があります。
🌸ワクチン
・下痢や目脂などが治り、体調が万全になったらワクチンを打ちます。
一年後のワクチン接種を終えヘルペス(風邪症状)がある場合
3年毎ではなく 1年に一回の接種が必要です。
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