047-700-5118
logo logo

診察時間
午前9:00-12:00
午後15:00-18:00
手術時間12:00-15:00
水曜・日曜午後休診

banner
NEWS&BLOG
大腿骨滑車溝形成 lateral suture 脛骨粗面転移術

 

手術手順の概要 📖

 


準備段階 📋

• 最初に、レントゲンを使って脛骨の粗面から脛骨の径を測定します。📏


• 手術領域を清潔に保つため、ドレーピングを丁寧に行います。人差し指と中指でドレープを挟み、折り返してテンションをかけ、タオルクリップを使ってしっかりと固定します。🧤

 


アプローチ 🚪

• 靭帯の5mm外側からメスを使用して切開し、筋膜だけを切開して膝の内部には触れないように注意します。✂️





• 左手で筋肉にテンションをかけながら、プクっと腫れた関節包をメスで切り、穿刺します。関節液が見えたら、メッツェンで切開を縦方向に拡大していきます。💉


滑車溝形成 🔧

• 内側にある炎症の場所を特定し、ドライフィールドで滑車溝を形成します。適切な深さに注意しながら滑車溝を掘りますが、軟骨は無理に残さず、必要に応じて削り取ります。🔪
• 滑車の溝が深く掘りすぎた場合は、それ以上深くしないよう注意し、膝を伸展させながら滑車を形成していきます。🛠










 

 

 

 


脛骨粗面のドリリングとLateral Suture 🌀

• 脛骨粗面の適切な位置にドリリングを行い、Lateral Sutureを施します。TTA手術を同時に行う場合は、穴の位置に特に注意が必要です。📌
• 外側観から見て、厚みのある場所にドリリングし、下方に行き過ぎないようにします。🔨



 


TTA(脛骨粗面転移)


 

 


仕上げ 🖌

• 手術の最後に、溝の深さと端が直角に掘れているかを立てた膝で確認します。👀
• 全ての手順が終わった後は、関節面が正しく配置されていることを再確認し、必要な調整を行います。🔧