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犬の肺炎

肺炎の概要

肺炎は多くの原因が絡み合って発症するため、鑑別が困難です。特に右の中葉と前葉は誤嚥性肺炎によく見られ、これは嘔吐により咽頭部に残った吐物が気管を経由して肺に入り炎症を引き起こします。

肺炎の症状

肺炎の典型的な症状には、CRPの大幅な上昇や、レントゲンで見られる肺胞パターン(気管支周囲に白い陰影が映る)があります。感受性試験が実施できない場合、基本的には2つ以上の抗生剤を用いて1週間以上治療します。

肺炎の原因

肺炎はウイルス性(例: 犬ジステンパーウイルス、犬アデノウイルス1型と2型)、細菌性(例: パスツレラ菌、大腸菌)、真菌性(例: アスペルギルス、アクチノミセス)、寄生虫性(例: トキソプラズマ、肺吸虫)など様々な病原体によって引き起こされます。