診察時間
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皮下点滴
シリンジでのやり方 猫ちゃん編🐱
当院では、猫ちゃん・わんちゃんにおうちで継続的に皮下点滴ができるようにご案内もしております。
詳しいやり方はもちろん院内でもご指導させていただきますが、ざっくりとした流れをご紹介します。
ここでは特に、動いてしまう猫ちゃんへの、シリンジでの皮下点滴のコツをご紹介します。
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〈🌸準備🌸〉
①猫ちゃんの確保
・キャリーは上が開くもの、猫ちゃん1匹がぴったり入る(動く隙間が少ない)ものがおすすめです。
・猫ちゃんが捕まらない場合は、下記の「逃げちゃう猫ちゃんを捕まえるコツ」をご覧下さい。
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②点滴剤の準備
点滴剤を準備し出すと勘づいて逃げ出す子もいますので、そういった場合は猫ちゃんを捕まえてから準備しましょう。
1)シリンジに点滴剤を吸う
2)シリンジに針をつけ、シリンジを少し押してチューブ内の空気を抜く
③猫ちゃんが振り向かないようにする
1)バスタオルを厚めに畳む
2)頭にかぶせる
3)振り向かないように、肩と首周りを包む
4)バスタオルを 2、3枚追加して厚くする
〈🌸点滴🌸〉
①消毒
・「清潔にする」というより、「毛を寝かせて肌をみやすくする」という意味合いの方が大きいです。
・省略していただいても大丈夫です🙆
②針を刺して点滴する
1)3本指でテントを貼るように皮膚をつまみます🤏
2)翼状針とシリンジを持ち、針の根本まで素早く刺しましょう
針の根本まで刺していただきますと、ちょうど痛みの少ない皮下脂肪に点滴できます。
3)シリンジを押して点滴剤を注入します。
点滴中は猫ちゃんが振り向かないように、肩を抑えておきましょう。
③シリンジ付け替え ( 2本以上シリンジがある場合)
・シリンジからチューブを外すとき、チューブを軽く折り曲げておくと、逆流や空気混入を防げます。
・多少の空気混入は、皮膚から吸収されるので気にしすぎなくて大丈夫です🙆
④針を抜く
・刺した箇所から出血することもありますが、その場合は1〜数分間ほどガーゼなどで圧迫しておけば止血できます。
・点滴剤の液が漏れ出す場合も同様に、軽く圧迫しておくととまります。
ここまでの流れの動画です↓↓
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使い終わった針などは一般ゴミでは危険ですので、病院で廃棄します。シリンジも滅菌して再利用します。
次回診察時などご都合の良い時で大丈夫ですので、ご持参ください。
また、おうちでやってみたけど上手くできない💦という場合にはその子に合った方法をご提案したり、点滴処置だけでも承っておりますので遠慮なくご相談ください😊