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腎臓穿刺、腎嚢胞(じんのうほう)の治療

腎臓穿刺と腎嚢胞(じんのうほう)についてまとめました。
腎嚢胞は外科的な根本治療ができないため、定期的な検診が必要になります。

 

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〈腎臓穿刺〉

・体の外から腎臓に向かって針を刺し、腎嚢胞(じんのうほう)に溜まった水を抜きます。

・表面麻酔のみ、全身麻酔なしで行いますが、動くと危ないのでご家族の同伴はご遠慮いただいております。

・腎臓は中に弓状動脈、すぐ近くに腹大動脈が走っており、腹腔内へ出血がないか、処置の5分後に確認を行います。

・問題がなければ帰宅し、1~2時間して体調に変化がなければいつも通り過ごしていただいて問題ありません。

 

〈腎嚢胞(腎嚢胞)〉

・腎臓にできてしまう、水風船のような組織です。

・裏打ちしている細胞が水分を分泌するため、大きくなります。

・水が吸収されて小さくなることもありますが、大きくなると腎臓を圧迫し、腎機能の低下が起きます。

・腎嚢胞は水風船の膜を切除しない限り、時間が経つとまた溜まっていきます。

・しかし、腎臓は血流が多い組織なので外科切除をすると出血が止まらなくなるため、外科切除は行えません。

・内科で定期的に検診を行いましょう。