診察時間
午前9:00-12:00
午後15:00-18:00
手術時間12:00-15:00
水曜・日曜午後休診
太ももの骨の大腿骨の膝頭の上に乗る小さい楕円形の骨で、
大腿骨の筋肉や腱が繋がって、太ももから膝下の脛骨まで連結しています。
膝の屈伸をスムーズに進める役割を担っています。
膝の内側へ脱臼することが多く
骨が外れたり、はまったりを繰り返すことで、
膝蓋骨が擦れ、関節炎になってしまったり、
筋肉や、腱に負担がかかることで、骨が変形して、O脚になってしまい、
さらにびっこの症状に拍車をかけてしまいます。
常時外れた状態のグレード3では外科療法での治療をお勧めしています。
若い子では、グレード2でも手術をお勧めしています。
※グレード2までは自分で足を曲げ伸ばしすることでパテラを戻すことができます。
骨がO脚に変形している場合(脛骨が内旋)や、
膝内部の靭帯(前十字靭帯)が断裂している場合には、
追加で治療を行なっています。
経過が短く、合併症がない場合の方がより、治療成績は良いです。
パテラが乗る部分の大体骨の溝を
ドリルで深く掘る手術です。
パテラの脱臼に続発して、
大腿骨と脛骨をつなぐ靭帯(前十字靭帯)が切れた時に、
この2つの骨をつなぐ手術です。
大腿骨と脛骨をつなぐ前十字靭帯が切れると、
膝が不安定になり、グラグラします。
糸を骨にかけて繋ぐ手術になります。
大腿骨の骨に糸をかけています。(大腿骨種子骨)
その後に、脛骨に穴を開けて、
糸を通して結んで繋ぎます。
長時間パテラが脱臼することで、
骨がO脚になった時に、一部骨を切って移植して、
筋肉や、パテラの向きを正常にする手術です。
15%ほどの合併症が報告されています。
切断した部分がちぎれてしまうなどの重度な合併症も含まれます。
できれば、この手術必要となる前(骨の変形が起こる前)に
治療できると良いと思います。
内側に向いた脛骨の一部を骨切りして、
外側に移植してピンを打ちます。
1ヶ月ほどで、骨切り部位がくっついたら
ピンを抜きます。
入院は1〜3日程度で、リハビリもご案内しています。
手術のメモ
オペ準備