セカンドオピニオン・転院をご検討のご家族への大切なお願い
当院には、他院様での治療に不安を抱え、セカンドオピニオンや転院を希望される方が数多くいらっしゃいます。
専門医の先生と連携し、お互いの専門分野を補い合う「チーム医療」は、動物たちの命を救うために非常に重要です。しかし、中には当院の医療スタンスとは全く合わず、受付の段階で診療をお断りせざるを得ないケースがあります。
「データなし」の病院ジプシーをお断りする理由
それは、いわゆる「病院ジプシー」と呼ばれる、前医からのデータ(検査結果や紹介状、正確な投薬履歴)を一切持たずに来院される方です。
診察室で「今、どんなお薬を飲ませていますか?」と伺うと、「うーん、なんか白っぽい薬で……たぶん1日1回か2回だったような気がします」とお答えになる方が、信じられないことに一定数いらっしゃいます。
おそらく抗生剤か何かだろうと推測はできますが、医療において「推測」は命取りです。はっきり申し上げます。当院では、このような状態での診察は絶対にお引き受けできません。
当てずっぽうの医療は行いません
- 極めて危険な行為:動物の体内に入っている薬の名前も、その正確な用量もわからない状態で、新しい治療を始めたり、外科手術の麻酔をかけたりすることは、医療事故に直結します。
- 命に関わる相互作用:薬の飲み合わせ(相互作用)によっては、最悪の場合、命に関わります。
- 高度な医療の提供:私たちは、命を預かるプロフェッショナルです。「前の先生の治療がなんとなく不安で…」という愚痴や不満を聞くための施設ではなく、科学的根拠に基づいた高度な医療を提供する場所です。
当院へ転院・セカンドオピニオンをご希望のご家族へ
前医とコミュニケーションが取れず、何の薬を飲ませているかすら把握していない状態での「丸投げ」は、動物にとって最大の不幸です。当院で診察をご希望の場合は、必ず以下のいずれかのデータをご持参ください。
- 前医からの診療明細
- 血液検査等のデータ
- お薬の手帳
- 薬の現物と正確な指示書
- 前医からの紹介状
最高の医療チームを作るために
「専門医としっかり連携を取りながら、この子にとって最高の医療チームを作りたい」と本気で願うご家族には、私の持つすべての知識と技術で全力でお応えします。
動物の命を守るため、何卒ご理解をお願いいたします。
English Summary
- Important Notice for Second Opinions and Transfers: We strictly require previous medical records (blood tests, detailed medication history, or referral letters) for any new patients seeking a second opinion.
- Prioritizing Safety: Administering new treatments or anesthesia without knowing a patient’s exact current medications is extremely dangerous and can lead to fatal drug interactions. We do not practice “guesswork” medicine.
- Our Commitment: We are dedicated to providing evidence-based, highly specialized care. For families truly committed to building the best medical team for their pets, we will give our absolute best to protect their lives.
中文摘要(关于第二意见与转院的重要须知)
- 安全第一:我们欢迎寻求第二意见的患者,但严格要求提供以往的病历资料(如血液检查、详细用药记录或转诊信等)。
- 拒绝盲目治疗:在不清楚宠物目前确切用药的情况下,进行新治疗或麻醉极其危险,可能导致致命的药物相互作用。我们绝不进行“靠猜测”的医疗。
- 我们的承诺:我们致力于提供基于科学依据的高质量医疗服务。对于真心希望为宠物建立最佳医疗团队的家庭,我们将竭尽全力,用所有的知识和技术守护动物的生命。