診察時間
午前9:00-12:00
午後15:00-18:00
手術時間12:00-15:00
水曜・日曜午後休診
こんにちは、さだひろ動物病院です。
健康診断や、下痢・嘔吐などの症状で受診された際、超音波検査で「腸のリンパ節が腫れています」とお話しすることがあります。
「リンパ節」や「腫瘍」という言葉を聞くと、やはりドキッとして不安になられる飼い主様も多いことと思います。
今回は、お腹の中の病気を正確に診断し、適切な治療へと繋げるために非常に重要な手術、「空腸リンパ節切除」について解説します。
【 空腸リンパ節切除とは? 】
小腸(空腸)に栄養を送る血管の根元にあるリンパ節を手術で採取し、病理検査を行うことで、確定診断をつけるための検査兼治療です。
ただの炎症で腫れていることもありますが、以下のような病気が隠れている可能性がある場合、詳細な検査が必要となります。
この手術は、実は非常に繊細な技術が求められます。
リンパ節のすぐそばには、腸全体に血液を送るとても太い血管(空腸動脈・静脈)が走っているからです。
⚠️ 最も注意すべき点
血管を傷つけたり、誤って縛ってしまうと、血流が途絶えた先の腸が腐ってしまいます(腸管壊死)。これを防ぐため、血管を温存しながらリンパ節だけを剥がし取る高度な操作が必要です。
デリケートな場所だからこそ、当院では最新の機器と丁寧な手技にこだわっています。
お腹の中のリンパ節の異常は、外見からは分かりません。
しかし、勇気を出して確定診断をつけることで、その子にとってベストな治療プラン(適切な抗がん剤の選択など)を立てることが可能になります。
当院では、難易度の高い手術であっても、動物たちへの負担を最小限に抑えるよう努めています。
検査結果や治療方針についてご不安なことがあれば、いつでもご相談ください。