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アトピー性皮膚炎

皮膚の仕組み

・正常な皮膚

表面の角質の層が規則正しく並んでいるので、細菌やマラセチア、アレルゲンの侵入を防ぎます。

・アレルギー性皮膚炎

皮膚の表面の角質バリアが剥がれ、角質同士の間に細菌やマラセチアが侵入し、二次感染を起こします。

アレルギー性皮膚炎の種類(①食物アレルギー)

・皮膚症状→背中や目、口の周りなどの痒み、赤み
・消化器症状→嘔吐、下痢(1日4.5回)

食べ物が原因となって起こるアレルギーなので、原因となるタンパク質を与えないことが大切です。
療法食(アミノペプチドフォーミュラ)に変更し、3週間で改善されれば食物アレルギー、されなければ可能性は除外されます。

アレルギー性皮膚炎の種類(②アトピー性皮膚炎)

内股、腹部、指の間など皮膚の一部を痒がったり、外耳炎を繰り返すなどの症状が出ることがあります。
黄色い瘡蓋ができていると、細菌に感染している可能性があるため、皮膚スタンプ検査を行います。

治療法

①痒み止め(アポキル)
用量を上げると効果が強く出る薬です。
長期使用で効き目が減ってしまいます。
免疫抑制剤のため、白血球(細菌と戦う)が減っていないか定期的に血液検査で確認します。
白血球が減ると感染しやすくなり、病気にかかりやすくなります。
クッシング症候群や腫瘍性疾患の子は使用できません。

②アレリーフローション

→アンテドラックと言って、塗布した皮膚表面にはステロイドの作用を示すが、皮膚の下に吸収されると、ステロイドの作用を失うため肝臓や腎臓への影響がなく、安全に使えます。

使用方法
1日1回患部につけます。
最大2週間まで毎日つけることができます。
痒みがひどい時につけるようにおすすめしています。

また、ご飯の前や散歩の前に塗るなどエ夫して、10分程度、気を散らすようにしてあげましょう。

③シャンプー

シャンプーの仕方

①瘡蓋は剥がします。

シャンプー前にブラッシングを行い、瘡蓋がある場合は剥がして、患部にシャンプーがしっかりつくようにします。

 

②お湯でしっかり体を濡らして、シャンプーをします。

シャンプーが皮膚につくように濡らします。

シャンプーはスポンジなどで泡立ててから、洗うようにします。

 

③時間を置く

シャンプーが終わったら5〜10分置きます。

そのままお風呂場でもケージの中でも大丈夫です。

病院ではケージの中で時間を待ってもらいます。

 

④洗い流して乾かします。

シャンプーが残らないように洗い流します。

タオルドライをしっかり行いドライヤーで乾かします。

皮膚が乾燥してしまう子では洗い流したあとに保湿のシャンプーも行います。

 

大型犬や部分的にシャンプーする場合にはペットシーツの上で行うこともあります。

シャンプーの効果

アポキルを毎日飲んでいましたが、週1での薬浴により、皮膚の赤みや薬の量も減っています。

アポキルを飲み続けていると、感染しやすくなったり、効き目が悪くなったりと、デメリットも出てきます。
なるべく薬を使わず、シャンプーで赤みや痒みをコントロール出来ればと思います。

シャンプーの種類

・ノルバサンシャンプー

クロルヘキシジンが低濃度0.5%で配合されたシャンプーです。
軽い感染の時に使用します。
使用した後、乾燥する場合は保湿も行います。

 

・マラセブシャンプー

クロルヘキシジン2%以上とミコナゾールが高濃度に含まれ、殺菌力の高いシャンプーです。
マラセチアやブドウ球菌の感染が重度な時に使用します。

 

・アデルミル

セラミドが高濃度に含まれているシャンプーで、乾燥でフケが多い時に使用する保湿のシャンプーです。

 

・ヒュミラック

プロピレングリコールや尿素が含まれているので、スプレーとして保湿に用いたり、お湯で薄めて全身にかけることで全身の保湿ができます。
シャンプーの後にかけると良いと思います。