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NEWS&BLOG
中東情勢に伴う点滴資材の世界的枯渇と、当院の今後の診療方針について

現在、中東情勢(イランにおける紛争)に伴う物流への影響により、プラスチック製品の原料であるナフサが世界的に不足しております。
日本は原油の約90%を中東の「ホルムズ海峡」を経由して輸入しているため影響が大きく、当院で使用している皮下点滴用の医療資材についても新規の購入がストップしている状況です。

当院の備蓄在庫にも限りがあるため、製薬会社からの供給が正常化するまでの間、誠に心苦しい決断ではございますが、以下の通り一時的に診療体制を変更させていただきます。

自宅用「皮下点滴」の処方の一時停止

  • 現在ご自宅で皮下点滴を行っている方への資材の処方を一旦停止いたします。
  • 今後は「外来での皮下点滴のみ」の対応とさせていただきます。

重症患者への優先対応

  • 外来での皮下点滴につきましても、限られた資材を命にかかわる状態の動物たちへ確実に届けるため、重篤な患者様から優先して実施させていただきます。

他院での受診・転院について

  • 継続的な点滴治療が必要な場合や、当院の制限にご不安がある場合、独自に十分な資材在庫を確保されている他の動物病院様へご相談・転院されることは全く差し支えございません。
  • 動物たちの治療機会を確保するため、他院での受診を選択される場合も、当院としてそのご判断を尊重いたします。

不透明な現状と、今後の判断基準について

一部報道等では、高市総理による働きかけなど、国として代替ルートでのナフサ調達に動いているという情報も伝えられております。

しかしながら、医療現場である当院の視点からは、「現時点で確実に原料が確保されたという確証は全くない」というのが事実です。

  • 不確かな情報や希望的観測に基づいた判断は、結果として動物たちの命を危険に晒すことになりかねません。
  • そのため、当院の今後の体制につきましては、実際の「物流の安定化」と、「製薬会社からの供給再開」という確かなサインを見極めながら随時判断してまいります。
  • 皆様には多大なるご不便とご心配をおかけいたしますが、物資の確実な供給回復が確認でき次第、速やかに元の体制へ戻してまいります。

本件は世界的な情勢に起因するものではございますが、当院といたしましても事態の推移を冷静に注視し、最善の対応に尽力してまいります。
大切なご家族の命を繋ぐための緊急措置として、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


English Summary

Important Notice: The conflict in the Middle East has disrupted the Strait of Hormuz, causing a severe shortage of naphtha, the raw material for medical plastics. Consequently, clinics in Japan are facing a critical lack of IV supplies. While there are reports of government efforts (including Prime Minister Takaichi’s initiatives) to secure alternative routes, nothing is confirmed yet. We cannot base medical decisions on unconfirmed information. Therefore, until we see concrete signs of logistical stability and actual supply resumption from pharmaceutical companies, we are temporarily suspending home IV fluid prescriptions. IV treatments will be strictly limited to outpatients, prioritizing critically ill pets. We will resume normal operations only when stable supplies are guaranteed. Thank you for your understanding.

中文摘要

重要通知:受中东冲突影响,霍尔木兹海峡物流受阻,导致日本制造医疗塑料所需的原料(石脑油)出现严重短缺,输液耗材告急。尽管有报道称政府(包括高市总理)正努力寻找替代采购路线,但目前尚未得到确切证实。作为医疗机构,我们不能基于不确定的信息做出决定。因此,在看到物流真正稳定及制药公司恢复供应的确切迹象之前,我们将暂时停止开具家庭输液处方。输液治疗将仅限门诊进行,并优先救治重症宠物。只有在确保物资稳定供应后,我们才会恢复正常运作。感谢您的理解与配合。