全身麻酔下の手術と歯石治療についてのお知らせ

いつも当院をご利用いただきありがとうございます。全身麻酔を伴う手術に際して、気管挿管の必要性から犬の口内を必ず確認することになります。このプロセスで、時として予期せず歯石が発見されることがあります。

当院では、麻酔管理において、患者様の呼吸と鎮痛管理を最優先に考えています。そのため、手術中に飼い主様への連絡を試みると、これらの重要な管理業務に影響が出る可能性があります。このような理由から、手術中に見つかった歯石については、飼い主様に事前の連絡をせずに対応させていただくことになりました。

この措置は、麻酔下のペットに対して最も安全かつ効果的な医療を提供するためのものです。歯石が放置されると、将来的に心臓病や腎臓病など深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。そのため、手術中に歯石を発見した場合には、スケーリングや必要に応じて抜歯を行います。

当院では、患者様の安全と健康を守ることを最優先に考え、手術中に最善の医療を提供するためにこのような決定をいたしました。飼い主様には、この方針に関してご理解とご協力をお願い申し上げます。

ご不明点やご心配がございましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。