診察時間
午前9:00-12:00
午後15:00-18:00
手術時間12:00-15:00
水曜・日曜午後休診
🌼 肛門周囲腺腫の特徴
肛門周囲腫瘍の中でも58-96%を占めるこの良性の腫瘍は、特定の犬種、特にコッカースパニエルやビーグルに多く見られる傾向があります。細胞診による良悪の判断は難しいものの、他の腫瘍との区別は可能です。
🌼 治療法と予後
治療方法として、生検と併せて去勢が一般的に推奨されます。小さな腫瘍には切除生検が適しており、大きな腫瘍や多発する場合は切開生検と去勢を施し、2ヶ月以内に退縮しなければ切除が考慮されます。基本的な対処法としては、辺縁部切除と併せて去勢が行われ、再発は比較的まれです。
再発率を10%以下に抑えることが可能です。良性であるため、正確な治療を受ければペットの健康を長期間維持することが期待できます。
🌷 肛門周囲腺上皮腫の特徴と治療
悪性と分類されるものの低悪性度の特徴を持っています。治療には、接している部分の外肛門括約筋を取ることが推奨されていますが、必要以上に大きく取ることは避けるべきです。一方で、腺癌と腺上皮腫の場合、広いマージンでの切除が推奨されることがありますが、その根拠は必ずしも強いとは言えない場合もあります。
🌼 肛門周囲腺癌の特徴と治療
肛門周囲腫瘍の3-21%を占めます。ホルモンに依存しない特性を持ち、特に大型犬のオスに多く見られます。この腫瘍はリンパ節転移率が高いため、早期の治療が非常に重要です。治療の第一選択としては、外科的摘出が考慮されます。
ペットの肛門周囲には、他にもいくつかの腫瘍が存在します。これには、軟部組織肉腫や肥満細胞腫、扁平上皮癌、リンパ腫などが含まれます。

🌟 肛門嚢腺癌のステージ分類
この病気は、皮膚腫瘍のTMN分類を利用して以下のステージに分類されます。
🌟 治療アプローチ
肛門周囲腺癌の治療には、複数の方法が存在します。サージカルマージンが取りにくい場合、術後放射線療法や化学療法が考慮されることがあります。
🐶 肛門嚢腺癌(AGASACA)の特徴
肛門嚢腺癌はペットにおいて重要な疾患として知られています。特にグレードの分類、細胞の大小不同、核の大小不同など、病態の理解が必要です。研究によれば、AGASACAの62%は不完全切除されています。
予後因子について:
🌸 解剖学的構造
肛門周囲腺は外肛門括約筋の間に位置し、その周りには外肛門括約筋しか存在しません。この筋肉は排便を制御する重要な役割を果たしています。
🌸 治療の合併症リスク
肛門嚢腺癌の治療は、飼い主とペットにとって重要な選択ですが、以下のような合併症のリスクも伴います。

🐱 診断のポイント
正確な診断は、適切な治療を選択するための基盤となります。
肛門嚢腺癌は腺由来の腫瘍として分類されるため、細胞診による分類や他の腫瘍との鑑別が重要です。直腸検査やリンパ節のチェックに加え、大動脈や大静脈の周りのリンパ節や遠隔転移のリスクを評価するためのCT検査も推奨されます。
🐱 治療の選択肢と予後
治療の第一選択としては外科的摘出が考慮されますが、その際のサージカルマージンの取り方や合併症のリスク、そして治療後の予後についての情報が必要です。